成功すればエリート街道一直線!?の小学校受験

自分の子供に良質な教育を早いうちから受けさせたいという親御さんの願いから、小学校受験を受けさせる人が増えてきています。国立の付属校の場合は入学できればその付属元の大学に進学できるとは限りませんが、私立は大学までエスカレーター式で行ける場合も多く、小学校受験が将来を決めてしまうことさえあります。

小学校受験の実態

小さな子供の学力低下や、いじめなどの社会問題などが増加してきた背景もあり、小学校受験への関心は大きくなってきています。そのような学校は教師陣も勉強と道徳指導のプロが揃っており、周りの子供もし烈な受験勉強を耐え抜いてきた子たちなので勉強に対する意識も高く、学級問題も比較的に起きにくいということもあり、わが子にいい教育を早いうちから受けさせたいと考える親御さんが増えています。全国的にも名前の通っている国立大学の付属小学校では倍率は20倍や場合によっては60倍近くに上ることもあり、難関の私立小学校では10倍前後になります。少子化や不景気といった状況であっても小学校受験がこれだけの人気があるのは先に書いた理由などにより子供の将来への不安から来ていると言えます。

小学校受験はどんな点を試される?

小学校受験について特に気になる点にどのような試験が課せられるのかということがあります。中学受験や高校受験や大学受験などは学校の授業で習う教科に対するペーパー試験がほぼメインですが、幼稚園や保育園ではそのような授業がないことからどのようなペーパー試験が課されるのかわからなくて心配になる方もいると思われるのでペーパー試験で問われる内容を紹介します。物語や絵や写真を記憶する能力を問う記憶力、図形の異同や誤りを見つける<図形と注意力>、マナー、周りで起こっている事象、物の数え方などを問う<知識・常識>、物体をさまざまな方向からみた場合の見え方や図形を切断・回転・移動させた場合のその後の状態などを予測する<推理・思考力>、これらの能力が試されます。

ペーパー試験以外に行われる試験は?

小学校受験はペーパー試験以外にも多くの試験が課される場合があります。具体的には、行動観察、運動、面接(保護者含む)などがあります。<行動観察>では受験生たちを少人数でグループを組ませて、ある程度自由に行動させて、集団の中での協調性やリーダーシップ、一般常識などがあるかどうかを審査されます。<運動>では、リズム感を問うような動きや、器械運動などや道具を使った運動などをさせて基礎的な体力や指示通り動けるかなどが見られます。<面接>では、ペーパー試験において出されるような問題が口頭で行われたり、対話を通して基本的なコミュニケーション能力があるかどうか判断されます。保護者への面接では、志望動機や家庭でのしつけ、両親の仕事、通学手段や学費についてなど、受験校の教育への指針や理念が親御さんと合致するかが問われます。